介護士と看護師の仲が悪い?人間関係を良好にする4つの方法

こんにちは、Maruです。

今回は、看護師との関係がうまくいっていない介護士のあなたに向けて記事を書きました。

介護施設で働く職員にとって、職場の働きやすさは「人間関係が9割をしめる」といっても過言ではありません。

この記事では、人間関係に悩む1つの原因として「介護士と看護師の仲が悪い」を取り上げてみました。

介護施設には必然的に地位が生まれるわけでして、ほとんどの職場では①施設長②看護師③介護士となっているのではないでしょうか?

僕が昔働いていた施設では①看護師②施設長③介護士なんてことも・・・。

そこでこの記事では、

  • なぜ介護士と看護師の仲が悪くなってしまうのか
  • なぜ介護士の地位が低くなってしまうのか
  • 介護士と看護師が良好な関係を築く方法
  • 良好な関係を築くことで生まれるメリット

以上のことにつきまして、介護施設のリーダーとして勤めている僕の意見や取り組んでいることをまじえながらご紹介していきます。

介護士と看護師が良好な関係を築くことができれば、今よりも働きやすい職場となり、お互いに抱えているストレスが激減されます。

それではさっそく本編へどうぞ!

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なぜ介護士と看護師の仲が悪くなってしまうのか?

現役の介護士として働いている僕の経験から、「介護士と看護師の仲が悪くなる理由」を5つ上げてみましたのでご紹介していきます。

その① お互いの仕事内容を把握できていない 

介護士は看護師の仕事内容を1から10まで理解することができていないように、看護師は介護士の仕事内容を1から10まで理解することができていないのではないでしょうか?

お互いの仕事内容は、まったく異なるものなので、理解するのは難しいと思われることでしょう。

しかし看護師は、現場で作業することが多い理由から、「わたしは介護士の仕事を全て把握している」という気持ちが強くなり、介護士のできていない仕事やミスが目につきやすくなるのです。

「あれができていない」「これができていない」なんて指摘されるばかりだと、介護士のモチベーションは下がるどころか、看護師を憎むようになり、怒りがフツフツとわいてくるのです。

反対に介護士は「また看護師は医務室にこもって仕事さぼっている」と思ってしまいがちです。

看護師は、利用者の薬の管理、医師・病院との連携など、重くのしかかる責任を背負いながら業務に励んでいるのです。

もちろん、それ以外にもこまごまとした作業も少なくありません。

お互いの仕事内容を理解できていないがためにミスを指摘しあい、不満をぶつけあうことで仲が悪くなってしまうのです。

 

その② 年上には逆えない

看護師は「病院勤務を数年経験した後に、介護施設に勤務する」という流れで入職される職員が多くいらっしゃいます。

介護士は、高校を卒業してからすぐに介護施設に入職したりと、若い世代の人たちが多く働かれています。

なので若い世代の職員たちは、年上の看護師に逆らうことができず、委縮してしまうことも。

「年上の職員に対抗する術がない」というのが苦しい現実。

 

その③ 看護師が介護士を見下している

看護士は「正看護師あるいは准看護士」の資格がなければ、介護施設に看護師として働くことはできません。

介護士には「介護福祉士」という国家資格はあるものの、その資格を持っていなくても介護士として働くことができます。

資格の有無以外にも、専門的なスキルは看護師の方が高く、責任が重くのしかかる仕事であるために給料面でも優遇されています。

その結果、看護師は「施設における地位は介護士よりも上だ」と捉えるようになるのです。

仮に介護士を見下していない看護師であったとしても、指示されることを極端に嫌がる職員は「また看護師が上から目線で指示してくる」と誤解してしまうこともあるようです。

 

その③ そもそも性格が合わない

看護師と友人のように仲の良い介護士もいれば、必要最低限の会話しかしない介護士もいます。

それは看護師と介護士の関係だけにとどまらず、介護士の間でも見受けられます。

「そもそも性格が合わない人と仲良くやれ」なんて言われても難しいところではありますよね。

子供の頃には先生に嫌というほど「ケンカしない!みんな仲良くしなさい!」とは聞かされてきましたが、大人になるとそううまくいかないのが現実です。

もしも自分が子供に同じことを言っているとしたら、「まずは自分がみんなと仲良くしないといけないのでは?」と考えさせられますね。

 

なぜ介護施設では、介護士の地位が低くなってしまうのか?

介護士の仕事は「やりがい・魅力」を十分に感じる職業です。

しかし、施設内では「看護師の下に介護士がいる」といった感じで介護士の地位が低く見られがちです。

この章では、「なぜ介護施設では、介護士の地位が低くなってしまうのか?」その理由を3つご紹介していきます。

 

その① 介護士は「誰でもできる仕事」として認識されている

先ほどの章でご紹介したとおり、介護士には「介護福祉士」という国家資格はあるものの、資格がなくても介護士として働くことが可能となります。

つまり、世間的には「介護士 = 誰でもできる仕事」という認識があるようです。

もちろん介護士として働くには、介護の知識や専門性を高めるスキルなど、多くのことを学ばなくてはなりません。

そして、世の中で介護士不足が日常的にさけばれている昨今。

他業種の就職試験と比べると合格の壁が低く、人手不足の施設にいたっては「来るもの拒まず」という状況になっています。

介護士は誰でもできるという認識から地位が低くなってしまうようです。

 

その② 看護師と介護士では「給料」に大きな差がある

看護師と介護士の給料を比べると大きく差があります。

夜勤をしても、介護士の給料には届かない。

そのくらい、看護と介護士の給料には差があります。

「給料を多くもらっている方が市場価値が高い」とい視点から看護師>介護士といったイメージになるのでしょう。

しかし、そんな介護士にも朗報が。

今後、介護職員に対する処遇改善制度も整備されていく傾向にあります。

その理由がこちら ↓ ↓

2019年10月に実施するベテラン職員がメインの賃上げをめぐる議論も始める。

「勤続年数が10年以上の介護士福祉士を対象に平均で月8万円相当の処遇改善をおこなうと決めたが、詳細な制度設計はまだこれからだ。

現場を長く支えている専門性の高い介護職員を優遇したい考え。

将来の生活をイメージしやすい仕組みとし、新規参入の増加や離職の防止に結びつける狙いがある。

>>参考:介護福祉士の8万円賃上げ、今秋から具体策の議論本格化へ 年内に結論 厚労省

コツコツと経験を積み上げていけば、看護師を超えるほどの給料をもらえることが可能になる未来も見えてきそうですね。

 

その③ 介護士よりも看護師の業務は「専門性が高く、できることが多い」

  • 仕事内容を簡単にまとめると

看護師..利用者の健康状態の管理・維持・病気の予防(介護士の職務も行える)

介護士…..安心・安全な生活を提供・生活の援助

上記のように看護師の仕事内容は、介護士の業務にプラスして医療行為が可能になります。

できる仕事内容の幅が広く、専門性の高い職種です。

基本的に、看護師の仕事は介護士にはできない。介護士の仕事は看護師にできる。

という観点からも介護士の地位は低くなってしまうのでしょう。

 

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介護士と看護師が良好な関係を築く方法

介護士と看護師の関係性が良好になれば、働きやすさやストレスは激減されます。

関係性を良好にするために、実際に僕が働く施設で効果があった4つの方法をご紹介していきます。

 

その① お互いの業務内容を理解する

お互いの仕事内容を把握するようにしましょう。

看護師は現場にでて作業をすることも多いので、介護士の仕事内容を把握しやすいはずです。

しかし介護士の立場からすると、

「看護師って医務室にこもって何してるの?」

「服薬管理以外に何かやることあるの?」

といった疑問をもってしまいます。

実際に自分も看護師の仕事内容を把握できていない頃は同じように考えていました。

そうならないためにも、お互いの仕事内容を把握する必要があります。

直接聞かないと分からないことも多くあるし、その仕事が時間のかかる仕事なのかも他業種からすると分かりにくい部分もあります。

自分の仕事内容を把握してもらうことで、「仕事をサボっていないよ」「ちゃんとやってるよ」という証明にもなるし、理解も深まります。

実際に僕が働いている施設で取り組んでいることは、介護士・看護師の基本的な業務内容を時間ごとに勤務内容を1枚の用紙にまとめています。

「〇時~〇時は、〇〇で、〇〇をしている」ということが一目で分かるようになります。

ぜひあなたの施設にも取り入れてみてください。

 

その② お互いのできていない部分を支えあう

相手のできていないところを発見したら指摘するのではなく、サポートする気持ちで仕事しましょう。

「看護師さん!〇〇できてませんでしたよ!」って注意するのではなくて、できていないことはササッと自分が片づけておくって感じで。

「あっ!介護士さん、片づけてくれたんだ」となれば、看護師がうれしくなるのはもちろん、サポートした自分もなんだかすがすがしい気持ちになります

「募金」と同じような感覚です。

募金される側の人たちは、募金してくれる人に対して感謝の気持ちをもつし、募金する側はスカッと気持ちが明るくなりますよね。

お互いに支えあう気持ちをもてば、仲間意識が芽生えて良好な関係性を気づくことができるはずです。

 

その③ 「プロ意識」をもって仕事をする【介護士】

介護士は専門性を高めるために、職場での経験をしっかり積んで、資格の取得を目指しましょう。

介護士という職業を極めていくことにより、専門的な知識が身につき、支援できる内容に広がりをもたせることができます。

ケアマネジャー、生活相談員、ユニットリーダー、主任、そして施設長になることも可能です。

プロ意識をもち、介護士の自分だからこそできる仕事に誇りを持ち、専門性に磨きをかけていきましょう。

そうすることで、「誰でもできる仕事」から「自分にしかできない仕事」へと変化していきます。

 

その④ 職場以外でコミュニケーションを図る

職場では日々の業務に追われてしまい、コミュニケーションをとる機会ってなかなかありませんよね。

なので慰労会や歓迎会、送別会など、職場以外でコミュニケーションをとる機会を設けるようにしましょう。

会話をするキッカケができたり、「話してみると案外この人と気が合うなあ」と感じたり、親密度が上がればお互いに仕事がやりやすくなるのは間違いありません。

職場以外でのコミュニケーションも大切にしていきましょう。

 

良好な関係を築くことで生まれるメリット

さきほどご紹介した方法を僕が働いている施設で実践することで、看護師と介護職員の距離がグッと縮まり、関係性は本当に良くなりました。

関係性が良くなることで、働きやすい環境となり、ストレスは激減されます。

  • どんなメリットがあったのか?
  • 具体的にどう変わったのか?

以上のことにつきましてこの章でくわしく解説していきます。

 

その① 話しやすくなることで、より濃密に連携をはかることができる

利用者の変化に気づいたことがあっても、「話しずらい」ということが壁になってしまい、「このくらいなら報告しなくてもいいや~」といった感じでスルーしてしまいがちです。

後にその件が大きな事故を生むキッカケになる可能性もあります。

介護士と看護師がお互いに連携を取りやすくなることで、事故のリスクを減らしたり、利用者の変化に早急に気づくことができるようになりました。

 

その② 仕事に対する「やる気」の向上につながる

職場でのストレスを抑えることができると、仕事に対する「やる気」は自然と上昇していきます。

「不満をかかえながらも、やる気満々で仕事する。」

そんなおかしな状態にはなかなかなれませんよね。

職員が支えあうことにより、お互いのやる気を向上させることにつながります。

「あの人が頑張ってくれているんだから、自分も頑張らなくちゃ!」といった感じで。

仕事に対する「やる気」は、良好な人間関係から生まれるのです。

 

その③ ささいなことでイライラしなくなる

以前は相手の仕事のミスばかりを探しあうように仕事をしていたんですけど、相手のミスを見つけてもイラッとしなくなりました。

相手のミスは自分が埋めるといった気持ちを持つこと。

同じ作業をやるにしても、考え方1つ変えるだけでストレスは激減します。

そしてストレスを生む原因は「考え過ぎ」もあります。

考えれば考えるほど勢いを増してストレスはふくれあがっていきます。

考え方を変えて、考えすぎを改善すること。

人間関係のイライラは嘘のように消えていきますよ。

 

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働きやすい環境を整えて、ストレスとは無縁の関係を

いかがでしたか?

この記事を読まれたことで、相手に対する考え方が変わったり、人間関係における悩みを解決するキッカケとなれば幸いです。

それでもあなたが「どうしても無理だ」「この先、看護師とうまくやっていける自信がない」と感じるのであれば、転職を視野に入れておくべきでしょう。

やはり人間である以上、性格が合わない人は存在します。

そんな人と毎日一緒に過ごさなくてはならないのは、苦痛でしかありません。

介護士転職サイトを利用して、サクッと職場探しをしたいと考えるのであれば、こちらの記事を参考にしてみてください。

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ストレスの根源を絶ち、働きやすい職場環境を築き上げていきましょう!

それからもう1点、あなたが介護資格を持っていないのなら、これを機会に資格の取得をしてみるのもアリだと思います。

実際に僕は職業訓練校に通って、授業料無料で「介護職員職員初任者研修」(7万円相当)の資格を取得しました。

かいご畑のスクールであれば、「介護職員実務者研修」(13万円相当)の資格を授業料無料で取得することもできます。

くわしくは「介護初任者研修を受講料無料で取得する2つの方法」にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

就職活動において資格があるだけで圧倒的に優位になれるので、この機会に授業料無料で介護資格をとっておきましょう。

介護資格を受講料無料で取得する2つの方法【介護職員初任者研修】

2019-01-07

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